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腹臥位不安定性テスト|腰椎のX線不安定性評価
腹臥位不安定性テストは、慢性腰痛の原因のひとつである腰椎不安定性をX線写真で評価する整形外科的テストである。
何人かの著者がこのテストの評価者間信頼性を評価し、0.46(弱い)から0.87(強い)の間のKappa値を見出している。
しかし、X線検査による腰椎不安定症の診断精度を調べたところ、感度、特異度ともに弱いものであった。
このテストは臨床の診断テストとしては不十分である。
テストは2部構成になっている。 最初のパートでは、患者にうつ伏せに寝てもらい、両脚をベンチからぶら下げ、地面に接触させる。 そして、腰椎のさまざまな分節にPA圧をかけ、痛みを誘発しようとしている。
痛みが誘発された場合は、患者に足を地面から離すように促し、再びPA圧を加える。 積極的に脚を地面から離すことで患者の痛みが軽減するのであれば、これは患者が積極的に背骨を安定させることができていることを意味し、陽性反応となる。
また、検査が陽性であれば、そのような患者にはスタビリティ・エクササイズ・プログラムが適していることを意味する。
臨床現場で最も有用な整形外科検査21項目
X線検査による腰椎不安定症の診断には、他にもいくつかの整形外科的検査がある:
参考文献
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