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腰椎安定化CPR|ヒックスによる臨床予測ルール
慢性腰痛の治療における最大の問題のひとつは、腰痛患者が非常に異質であるということである。 つまり、すべての慢性腰痛患者にとって魔法の薬となるような治療法は存在せず、したがって、これらの患者をさらに分類することが有用である。
このような分類のひとつは、次のような臨床予測規則で説明される。 ヒックスほか (2005). この臨床予測ルールは、患者がスタビライゼーション・エクササイズ・プログラムの恩恵を受けられそうかどうかを判断するためのものである。
以下の4つの徴候または検査のうち3つ以上であれば、安定化運動プログラムの成功確率は4.0倍になる:
- 年齢が40歳未満であること。
- ストレート・レッグ・レイズ > 90
- 腰椎AROMにおける異常運動の存在
- 伏臥位不安定性検査が陽性である。
同時に、患者に対する安定化運動プログラムを除外したい場合は、以下の4項目のうち2つ以上が当てはまる場合に、以下のルールを適用することができる。 安定化運動プログラムで成功する確率は、0.18倍に減少する:
- 恐怖回避信念質問票(FABQ)、実際には活動性(FABQ-A)の下位尺度が8以下であった。 つまり、もし患者が活動を実行することへの恐怖心が少なければ、安定化プログラムで成功する確率は実際より低かったのである。
- 腰椎ROMに異常な動きがない。
- 伏臥位不安定性検査が陰性である
- 腰椎のスプリングテストにおいて、可動性が低下していない。
この研究では、運動プログラムは腹横筋、多裂筋、腰方形筋、腹斜筋のさまざまなエクササイズで構成されていた。
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