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肘のアイソメトリック検査
アクティブ可動域とパッシブ可動域の評価を終えたら、引き続きレジスト等尺性筋力テストを行う。 肘関節複合体のレジスト等尺性筋力テストでは、前腕の筋肉の一部が上腕骨上顆に付着しているため、手首の屈曲と伸展も含めることになる。
患者は座位をとり、肘を90度に屈曲させる。 患者に次のような動きを我慢するよう求める:
- 屈曲だ: 前腕の遠位端で患者の肘を伸展するように押す。
- 延長する: 患者の肘を前腕遠位端で屈曲させてみる。
- プロネーションだ: 患者の前腕をニュートラルポジションにする。 次に、手のかかとが患者の橈骨遠位端にかかるように、患者の尺骨遠位端を内側からつかみ、その動きに抵抗しながら、患者にプロネーション(手のひらを下に向ける)に移行してもらう。
- スーピネーションだ: 患者の前腕は再びニュートラルポジションになる。 次に、手のかかとが患者の橈骨遠位端にかかるように、患者の尺骨遠位端を外側からつかみ、その動きに抵抗しながら、患者に上臥位(手のひらを上に向ける)に動くように指示する。
- 手首を曲げる: 患者の前腕を治療台に乗せ、手のひらを上に向ける。 次に、伸展方向に抵抗を加えながら、患者に手首を曲げてもらう。
- 手首を伸ばす: 患者の前腕を手のひらを下にして治療台の上に置く。 今度は、屈曲方向に抵抗を加えながら、患者に手首を伸ばしてもらう。
また、肩の 受動的可動域評価だけでなく、能動的可動域 評価についての記事もチェックしてほしい。
臨床現場で最も有用な整形外科検査21項目
参考文献
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