STARTバック・スクリーニング・ツール

STARTバック・スクリーニング・ツール
STarT Back Screening Toolは、プライマリ・ケアにおける非特異的腰痛患者を対象としたスクリーニングツールである。 9つの質問に基づき、腰痛の心理社会的側面が評価され、障害の残る腰痛を発症するリスクについての印象が得られる。 最後に、この結果は患者をサブグループに分けることによって、従うべき治療戦略の指針となる。
妥当性と信頼性
予後サブグループとツール全体のスコアのカッパ係数は、それぞれ0.71と0.65であった。 遷延性障害の相対リスク比は2.19(95%信頼区間)であった: 中リスク群では1.10-4.38)、7.30(95%CI)であった: 高リスク群ではそれぞれ4.11-12.98)であり、予測的妥当性が示された(van den Broek et al. 2021)
採点と解釈
STarT Back Screening Toolには5つの質問がある: 1.恐怖、2.不安、3.破局感、4.抑うつ感情、5.煩わしさ。 また、予後を悪化させる身体的危険因子に関する4つの質問も含まれている: 1.下肢の疼痛、2.頸部・肩部の疼痛、3.歩行障害、4.着衣困難である。 総合スコアは0~9(ベストからワーストまで)で、予後が悪化するリスクが低いグループ、中程度のグループ、高いグループに分けられる。
ツール全体のスコアが3以下であれば、予後リスクは低いと考えられる。 総合得点が4点以上、心理社会的下位尺度得点が3点以下の患者は中リスク群に含まれた。 心理社会的下位尺度得点が4点以上の者は高リスクカテゴリーに属すると考えられる。
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参考文献
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