患者別機能評価尺度(PSFS)

患者別機能評価尺度(PSFS)
PSFS(Patient Specific Function Scale:患者別機能評価尺度)は、個々の患者の機能状態を判定することができる。 PSFS(Patient-Specific Functional Scale:患者別機能評価尺度)は、主に筋骨格系の問題を呈する患者を対象に、機能的進歩を定量化するために作成された自己申告式の患者別ツールである。
妥当性と信頼性
ホーンほか (2012)は、システマティックレビューの中で、PSFSは慢性腰痛および機械的腰痛に対して優れた信頼性(ICC=0.91-0.97)、急性腰痛に対して良好な信頼性(ICC=0.85)、慢性閉塞性肺疾患に対して中程度の信頼性(ICC=0.55)を有すると報告している。 膝、腰、頚部の機能障害など、限られた数の筋骨格系の問題を抱える特定の患者の経時的変化を追跡するためには、PSFSは有効で信頼性が高く、反応性に優れている。 限られた数の筋骨格系グループにおいて、PSFSは、評価されたほとんどの心理測定および臨床的調査において、反応性、妥当性、信頼性があることがわかった。
採点と解釈
患者は、問題のためにできない、あるいは困難な状況にある重要な仕事を5つまで選ぶよう求められる。 また、患者には活動をリストアップしてもらい、それぞれの活動の現在の難易度を11点満点で採点してもらう(0点=活動不可能、10点=活動可能)。 介入後、患者はもう一度、以前に指摘された活動を採点し、その間に生じたかもしれない他の問題活動を提案する機会を与えられる。
スコアが高いほど、機能が優れていることを示す。
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参考文献
ストラトフォード、ポール、他 "個々の患者における障害と変化の評価:患者別測定法の報告" Physiotherapy canada 47.4 (1995): 258-263.
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