K-SESアンケート

K-SES
Knee-Self Efficacy Scale(K-SES)は、ACL損傷後の膝機能に対する患者の自己効力感を測定する自己報告式の質問紙である(Thomée et al. 2006).
妥当性と信頼性
K-SESは、信頼性、妥当性、リハビリテーション中の反応性に優れており、患者の膝機能に対する自己効力感を評価することができる。 K-SESの内的一貫性は良好で、クロンバックのアルファは0.84である。 また、K-SESは楽観度や生活満足度の指標とも正の相関があり、構成概念妥当性が高いことを示している(Thomée et al. 2008).
この質問票はスウェーデン語で作成されているため、英語版とオランダ語版の質問票は、スポーツ関連膝損傷患者の膝の自己効力感を判定するのに有効であり、信頼できることが判明している(Ezzat et al. 2021年、van Lankveld et al. 2019).
Beischerら (2021)は、オリジナルの22項目からなるK-SESを作成した患者からのフィードバックをもとに、18項目からなるK-SESの妥当性を検証し、ACL損傷・再建後18ヵ月までの患者における膝の自己効力感を評価するための信頼性と妥当性が認められた。
採点と解釈
K-SES質問票は22項目からなり、日常生活(A)、スポーツ・余暇活動(B)、身体活動(C)、将来の膝機能(D)の4つのカテゴリーに細分化されている。 各項目は、0(まったく確信が持てない)から10(非常に確信が持てる)までの11段階のリッカート尺度で評価される。 K-SES質問票を得点化するには、各項目の得点を合計し、得点が高いほど希望レベルが高いことを示す。 ACL再建術を受けていない傷害患者については、項目22を除く。
アンケートの著者は、2つのスコアを計算し解釈することを推奨している:
- 1. K-SES現在現在の自己効力感を評価する(項目カテゴリーA、B、C)
- 2. K-SES将来将来の自己効力感を評価する(項目カテゴリーD)
K-SES オンライン計算機
参考文献
著作権について
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