アンケート スポーツ復帰 2025年5月20日

ACL-RSIショートフォーム

国際膝関節ドキュメンテーション委員会(IKDC)

ACL-RSIショートフォーム調査

前十字靭帯損傷後のスポーツ復帰(ACL-RSI)尺度は、スポーツ復帰への心理的準備態勢を評価するために開発された。 スポーツ復帰を成功させる可能性を高めるために、身体的なリハビリテーションと並行して、的を絞ったサポートが必要と思われる心理的要因を特定するのに役立つ。

ACL-RSIの全尺度が比較的短いにもかかわらず、この質問票には明らかに項目の重複が見られる。 その後、ACL-RSI尺度の短縮版が開発された(Webster & Feller 2018)。 3つのドメインそれぞれにおいて、冗長な質問は削除された。 尺度が半分の6項目になったとはいえ、信頼性と妥当性が犠牲になったわけではない。 つまり、尺度の心理測定学的特性は変わらなかった。 したがって、このショートバージョンは、ACL-RSI尺度のフルバージョンに代わって、スポーツ復帰する患者としない患者を識別し、スポーツ復帰の転帰を予測するのに有効であることがわかった。

 

妥当性と信頼性

ウェブスターほか (2008)の報告によると、Cronbach's alphaは0.92であり、ACL-RSIフルスケールは十分な信頼性を示した。 短縮版は強い信頼性を維持した(クロンバックのアルファ=0.92)。 因子分析では、全分散の71%を説明する単一因子構造が支持された。 短縮尺度の得点は、スポーツに復帰した患者とそうでない患者を有意に区別した。 受傷後6ヵ月時点では、完全版、短縮版ともに、12ヵ月時点のスポーツ復帰に対する予測妥当性はまあまあ良好であった(完全版): AUC = 0.77 [95% CI: 0.7-0.8];ショートバージョン: AUC = 0.75 [95% CI: 0.7-0.8])(Webster & Feller 2018)。

 

採点と解釈

ACL-RSIの各項目は、0点から100点まで10点刻みで評価される。 各項目の得点を合計し平均することで、0点から100点までの合計点が算出される。 心理的な準備が整っているほど、得点は高くなる。

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参考文献

Webster KE, Feller JA. 前十字靭帯損傷後スポーツ復帰(ACL-RSI)尺度の短縮版の開発と検証。 Orthop J Sports Med. 2018;6(4):2325967118763763. 2018年4月4日発行 doi:10.1177/2325967118763763


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